春色の段染め毛糸と、菜の花いろの棒針で編んだニット帽。綺麗な色にうきうきしてしまいます。
そんな帽子をかぶって行きたいのはこんな場所。ニットアンドスノウの”スノウ”は私が雪山やスノーボードが好きだからつけた名前なんです。
3月。ここはまだまだ雪深い宮城蔵王です。今年は雪が少ないということで、沢があまり埋まっていないのだそう。そんな中、木々の中を歩くと思いもよらず春に出会います。
木の芽はもう、春の雰囲気を感じてばんざいしていました。
近づくと、春がくるー!というよろこびを全身で表現しています。はじけるように元気な植物のおしゃべりまで聞こえてきそうです。
今回はワークマンのバラクラバにフード付きロングマフラーを合わせましたが、日差しがある時にはちょっと動くと暑いくらい。午後からは冷たい強風が吹いて寒いくらいでした。そんな時にはマフラーのフードとウエアのフードをかぶって調節します。
この糸は軽くて暖かいので、もうちょっとコンパクトなタイプも作りたいです。次回はもうちょっと明るい色で編もうと思います。
月山にも持って行こうかと思って購入したのは、スーパーカンジキ。スノーボード用ブーツにもついて、軽くてなかなか良いです。割ってしまわないように、岩場には要注意ですね。
春はもうすぐ。雪山と冬物編みの季節は一休み。なんだか複雑な気分ですが、グリーンシーズンはアウトドアの楽しみも待っています。