TOHOKU 宮城野01 菖蒲草(あやめぐさ)

こんにちは。ニットアンドスノウのブログへようこそ。

メリヤス編みでまっすぐに編んでいく、フード付きカーディガンの編み図ができました。

東北、宮城、多賀城、あやめ、、、とテーマを決め、万葉時代の端午の節句に使われたあやめぐさはどんなだったろう?と調べて行ったら、花の咲くあやめとは全くべつのものだったんですね。

noteで、香りの観点からしょうぶについて書いた記事です。

しょうぶ、あやめ、かきつばた。万葉集の「あやめぐさ」

さてさて今回の作品は、とてもシンプルです。フードは、四角に編んでから縫い合わせて形を整えました。

しょうぶの葉っぱの根元のピンクっぽい色で編んだ今回のカーディガンは、シンプルで実用的なあやめぐさ。生き生きとした緑も良さそうです。

次回は、ダイヤ模様でお花をあわらした華やかな花あやめになりそうです。

さあ、あなたも素敵な編み物時間を。

まっすぐ編むメリヤス編みのカーディガン(ボタンと雑談)

こんにちは。ニットアンドスノウのブログへようこそ。

今回は黙々とボタンをつけています。キャプションもあまりない動画です。。。

模様がなくても、いい感じに仕上がります。いろんな風合いの糸で編んでみたら、楽しいですね。次、編むことがあったら私はぽこぽこしたスラブヤーンで編んでみたいなあ。

作品につけている木のトグルボタン。お気に入りなのですが、このボタンは、もう販売が終了してしまっているのです。

ボタンて、ちょっと高いなって思っちゃうものもあるけれど、ボタンやパッチなどで全然作品の雰囲気が変わるので、好みのものがあったらキープしています。

このボタンも何着ぶんかキープしていましたが、もうあと1セット分になってしまいました。

キープはしているものの、なかなか使えていないのがメタルボタン。ダークカラーでかっちりと編んだウール生地に使いたいなってずーっと思っているのです。

動画でも、ちょっと当ててみてはいるものの、やっぱりこれじゃないなあと思いました。

今シーズンの目標はまっすぐ編むシリーズでダークカラーのニットコートかなあ。襟はまっすぐ編むのでやっぱりフードか、スタンドカラーで、、、セーラーも面白いかなー。

メタルボタンに耐えられる編み地にするには、きっと鎧に近い編み地にしなきゃだなあ(笑)丈は長いのがいいなあ!と、色々楽しい妄想が尽きません。

作品集を見ながら、または妄想を膨らませながら何を編もうかなって考えている時って、すっごくすっごく楽しいですよねえ。

今回使ったのが、グランディールというウールアルパカの糸でした。

ウールが固めで、袖口などはしっかりした編み地になっているので

こういう糸で編んだらいいのかな。

こちらは、原糸が同じで細めの糸らしいです。

この場合、ソノモノも捨てがたい。。。

。。。と、きょうも冬の夢を見ています。

あなたも素敵な、編み物時間を!

まっすぐ編むメリヤス編みのカーディガン(フード、糸処理)

こんにちは。ニットアンドスノウのブログへようこそ。

まっすぐ編むメリヤス編みのカーディガンは、今回はフードを編んで糸処理をしていいます。

まっすぐ編む、にこだわってフードを四角にしてみました。

そして、裏返して四角の余分な部分を縫い付けました。これだったら、編んで形を整えた方が楽しいかなあ。まっすぐ編む!なんて言わないで、次回のまっすぐに編むシリーズはフードを減らし目にします。(まっすぐに編む、じゃない名前にした方が良さそうですね)

フードのてっぺんは、肩と同じく引き抜きはぎにしました。

そういえば、編み方では他のはぎ方も指定されていたりしますが、いつもこの方法でつないでいます。。きれいに仕上げるためにはきっと、大事なポイントよねえ・・・。

帽子ができたら、あとは糸処理です。ラグランスリーブよりも糸処理の本数が少なくて

気が楽です。ラグランスリーブの場合、糸がたくさん出ている襟周りで一瞬途方にくれそうになります。

糸処理やフードの縫い付けで動画に登場している謎の短いとじばりは、自作です。

100均のとじ針をカットして、先端を整えて作れます。とじ作業で綴じ糸がちょっと短い場合や小さな作品で小回りを利かせたいときなどにお役立ちです。

ニットアンドスノウのべんりアイテムとして、minneでたまに出品しています(500円+送料92円)ので、気になったらぜひお気に入りに登録してくださいませ。

minneのページにジャンプします↓

https://minne.com/items/6017195

次回はボタンつけと完成写真です。

さあ、あなたも素敵な編み物時間を。

まっすぐ編むメリヤス編みのカーディガン(袖つけ)

こんにちは。ニットアンドスノウのブログへようこそ。

今回は、袖つけです。袖つけはかぎ針を使って、引き抜きはぎ、引き抜き編みとじなどと呼ばれる方法でつけていきます。

袖を身頃にくっつけるって、二枚にしてかぎ針でやるんだ。。分厚くなりそう。というのが、始めてその方法を知った私の正直な感想でした。

でも実際やってみると、気にするほどではないので逆にびっくりします。

袖をつける際には、身頃と袖をひっくり返して裏側で作業します。よく、「中表にして」と編み方に書いてあるのがこれです。

裏側にしたら、肩はぎしてある部分と袖の真ん中を仮止めして

あと前後身頃1箇所づつ留めています。

くたっとした糸や目数が多い場合だと、もっとたくさん留めますが

今回はざっくりしています。

仮止めには、まち針ではなく段数マーカーやほつれどめを使っています。なぜまち針じゃないかというと、、、

尖ったものがあちこちに向かっているのが好きではないからなのです。。。それに、段数マーカーだとたくさん止められて落ちてこないのも良いです。

段数マーカーは1セットだけだと確実に足らないので、4セットくらい使っています。

ほつれどめは、無くしては買い足し、買い足すと出てくる。。。で結構持っています(汗)

袖は、かぎ針を使ってつけます。身頃を手前に、袖を向こうにしてかぎ針をさしていきます。

袖を2本、このやり方で止めていきますが久しぶりの引き抜きはぎ。慣れるまでちょっと時間がかかりました。

急いでしまうとあまりいいことがないので(笑)ここはゆっくり進めます。

棒針編みなんだから、かぎ針は使わないと思っていたら、そんなことはないのです。

落とした目を拾ったり、間違えた編み地を直したりととっても活躍します。つい最近まで4号のかぎ針1本を使っていましたが、かぎ針も糸に合わせて太さを変えられると便利なので、セットで買いました。

グリップ付きは本当に良いです。今1本だけ買うなら、7号かなあ。。。。

そうそう。。。。。せっかくかぎ針を持っているのだから、雪の結晶を編みたい編みたいと言い続けてはや何年?今やもう絵本のように眺めては楽しんでいるこちらの本も素敵なんですよ。

世間は夏に向かっていますが、年中冬支度しています。

あなたも素敵な編み物時間を!

まっすぐ編むメリヤス編みのカーディガン(すくいとじ)

まっすぐ編むメリヤス編みのカーディガン。まっすぐあんだパーツたちです。

このパーツたちをつなげていきます。

すくいとじを始めて気がついたのですが

身頃のゴム編み、終点を表おもてで終わらせることをすっかり忘れていて、動画でもあー。。。。という間が流れています。

編んでいてもそこに気がつけないほど、なぜか気が急いていてここまできちゃったのねえ。最終版の編み図ではもちろん修正して、とじやすくします。この先、マルシェなどで編み図販売を行う際には、現物見本がこれになっちゃいますねえ。それも話の種になって、また楽し。ですね。

さて、動画の話に戻りますと、脇下のすくいとじは、袖位置のマークまで行います。

四角に編んでいるので、このマークを忘れてしまうと、どこまでとじていいのかわからなくなってしまいます。

編んでいる途中か閉じる前に、段数を数えてマーカーを入れておくと良いです。

そうして、動画をみていて気がついたのですが、私、とじ始めを間違えて覚えていました!

細かすぎて伝わらないかもしれませんが、編み地を突き合わせて最初にすくう糸の本数を、1本のところ2本にしていたのです。

次にすくう糸は、2本なのですがこれを1本にしていました。

どこかで記憶違いが定着していたようですねえ・・・・。動画を撮っていると、こういう発見もあり、いいことがあります。

YouTube的には「やってはいけないすくいとじのやり方」、なんてタイトルにしたらよかったかな?

とにかく、このとじ方は真似してはいけません。。。

動画で使っている短いとじ針は、ニットアンドスノウの便利グッズです。

1セットminneに追加中です。綴じ糸が短い場合や、とじ作業で小回りをきかせたいあなたはぜひお買い求めくださいませ。あまり量産できないので、時たまの追加となります。100均のとじ針をカットして先端を整えれば作れます。使ってみると地味にとても便利で、ずっとこればかり使ってしまっていますので、お試しあれ。

とじ糸の長さがピンチになったら、いったん編み地を引っ張ってとじ糸を長く引き出して作業する、という手もありますし、かぎ針を使ってもいいですので、やりやすい方法を見つけて楽しむのが一番です。

短いとじ針のリンクはこちらです↓

https://minne.com/items/6017195

すくいとじの方法は間違えていたことに気づいたのは、大収穫でした。

新しいことをやってみると、新たな発見があって、面白いです。

あなたも素敵な編み物時間を。

まっすぐ編むメリヤス編みのカーディガン(前身頃)

こんにちは。Knit&SNowのブログへようこそ。

今回は、まっすぐ編むメリヤス編みのカーディガン、前身頃です。

まっすぐ編むカーディガンの前身頃は、51目の指でかける作り目から始めます。身頃を綴じる時に使うために多めに残した糸端はしっかり結んで、編み始めます。

うっかり糸端を編んでしまってガッカリして戻るのは、私の編みはじめあるあるです。

これが、右前身頃の編み図です。

                      右前身頃

作り目を無事終えたら、2段目を編みます。2段目は裏面を見て編むので、編み図は左から右に読み、裏目と表目を反転して考えます。

この場合の2段目は、表、表、裏、裏、と編んでいきます。

この後、動画では作り目の数え間違えで1目多かったことが判明し、戻っています。

作り目で編み目を戻る場合、まだ編み地に伸縮性が十分ありません。ですので、編み針にかかっている目の下の目を拾っていくのがとてもやりづらい場合があります。針がうまく入らなかったり、引っ張りすぎて作り目部分まで落としてしまったりするのです。

こんな場合には、作り目からやり直した方がうまくできることもあるので、やりやすい方を選ぶのが良いと思います。

同じように、カーディガンの前立て(ボタンの合わせの部分)でも、模様を間違えないように注意します。前たての部分9目のところにマーカーを入れておくと、そこで一呼吸置いて、ここから模様か、とすぐに分かるので間違いが防げます。

13段目では、針の号数を変え、ボタン穴を開けます。ここが一番忙しいポイントです。

動画の途中、キャプションもなくひたすらに早送りをしているところがあります。これは、編み地がどんどん伸びていくところを撮影したかったのですが・・・編み地よりも忙しく動く手に目が入ってしまってあまり面白いものにはなりませんでした。

実際編んだら、編み地がどんどんと伸びていく楽しさにやみつきになると思いますよ。

編んだら、使っていない長めの付替輪針ケーブルか、棒針に移して休み目にしておきます。

付け替え輪針は、1セット持っているととても便利です。

同じように、左前見頃も編みます。

左前身頃は、ボタン穴なしで更にサクサクと進められます。

左前身頃の編み図です。

                         左前身頃

さあ、あなたも素敵な編み物時間を!

まっすぐ編むメリヤス編みのカーディガン(作り目)

こんにちは。

ニットアンドスノウのブログへようこそ。

TOHOKU 海色03を編んでいたのですが、袖の減らし目パートで糸が足らなくなってしまいました。

糸が来るまで、まっすぐ編むカーディガンの模様なしバージョンを編んでいます。

今回は、身頃も袖も、フードも四角で編んでみようと思っています。編み図ができたらホームページで公開しますね。

さて、動画の前半。作り目です。今回、糸玉の途中で結び目が出てきてしまいましたが、引っかかりながらそのまま作り目をしました。

糸玉の途中の結び目。編んでしまえば割と目立たなくなるのでほとんど気にしないのですが、作り目の時には避けた方が作り目しやすいです。動画の3分頃で、ちょっと引っかかりながら作業していますが、こんなふうになります。

作り目の際に結び目を避ける方法は簡単です。作り目に必要な長さよりちょっと長めに糸を引き出してみて結び目がきているようでしたら、別の糸玉を使うか、結び目まで切ってしまうか、どちらかにしています。糸玉の途中に結び目があることってあまりないので、作り目のところで見つけたらなんとなく当たりだと思ってしまって、今回はそのまま使っちゃっています。

そして今回使っているのは毛糸ZAKKAストアーズさんのGrandir(グランディール)です。推奨号数が7〜9号なのですが、ゲージを取って11号で作り目を始めました。

IMG_4829のコピー

指でかける作り目を行う際には棒針2本を合わせて使うことが殆どです。でも、今回は棒針1本で作り目しています。あれ、そういえばたまにこうやって無意識に1本で作り目しているけれど、なんでだろう?と考えてみたところ

思い当たるのが糸の推奨号数より1号以上太い針を使う場合でした。糸に対して棒針が太いと、必要以上に作り目が緩くなってしまいます。作り目はきつめにして裾をピシッと仕上げたいので、こういう風にしていたのだと思います。今回、初めて具体的に理由をつけてみました。いつも何気なくやっていることに対して、なんでだっけ?と考えるのは面白いですね。

なんでだっけ?でもう一つ。いつも作り目や段数を数える際に、わたしは20目、20段ごとにマーカーを入れています。一時期、5目ごとに入れたり、50目ごとにしてみたりしていたのですが、20目だと一番数え間違いなく、編んでいてマーカーが気にならないのでこの数にしています。

・・・わたしの集中力は、20目20段が限界です(笑)

目数マーカー、作り目を間違いなく終えたら外してしまっても良いのですがリブ編みの最中はなぜか残してしまっています。

2目ゴム編みの時には、間違えに気が付きやすいので3段目くらいまではあると便利です。

でも、他の場合にも、リブ編みの間中残しています。マーカーがあると、1目編んだと勘違いしてしまってまを間違えてしまうこともあるので、取ってしまってもいいのですが、ここはわたしが先を急いでいるためにそのままにしているようなのです。急がず確実にやった方が、いいのになあ・・・と自分に言いたくなってしまいます。

わたしはなぜ急ぐのか。このなぜは、前身頃を編みながら考えてみることにします。

さあ、あなたも素敵な編み物時間を。