クラリスワークス、AppleWorks、ご存知ですか?

Knit&SNowの編み図は、OpenOfficeというフリーソフトを使って書いています。

その前は、AppleWorksというMacに標準で入っていたドローソフトを使っていました。クラリスワークスの時代から使い慣れていたこともあり、AppleWorksがサポート終了になった後もしぶとく使っていたのですが、OSやブラウザもサポートが終了してしまい、色々と不便になってきたに見つけたのがOpenOfficeでした。

操作性はだいたい同じで、違和感なく使えました。

ただ、ファイル形式に互換性がありません。昔書いた模様図を再利用したいときにはもう一度書き直すことになってしまっています。

今回、動画では方眼図を書きました。

自分で編みながらメモした目数を確認しながら、編むように書いていきます。面倒ではありますが、間違いには気付きやすいのかな?と思っています。

編み物好きで、クラリスワークス?!OL時代使っていたわ、懐かしい!と思った方はどうぞ使ってみてください。棒針の方眼や、編み目記号だけでなく、かぎ針の編み図ももちろん書くことができます。

今回は説明文をつけた動画を作ってみました。が、真面目すぎてちょっと眠くなっちゃうなあ、と作った本人が思っております。

余談ですがKnit&SNowのチャンネルには編み物よりも手作り石鹸の動画が多いです。今日も動画を撮りながらローズマリーとラベンダーと薄荷の石鹸を型から出したので、とてもいい香り何しています。

編み物は、引き上げ編みの帽子の動画を作り始めました。間違えて解いてばかりのある意味元気が出る動画になりそうですよ。

さあ、あなたも素敵な編み物時間を。

あこがれの作品と作品本

私は、この模様の真っ白なセーターを

”自分の手で”

編みたかったんです。

 

 

この模様のセーターは、作品集「プレゼントニット大図鑑」という日本ヴォーグ社の作品集の中にありました。発刊されたのは昭和。デザインは、風工房さんです。

オリジナルパターンはセットインスリーブだったのですが、編み物初心者の私の都合で編みやすいスクエアスリーブに変更しています。

おそらく1988年。編み物をはじめて何年もたつのだけれど、いかんせん独学。編んではほどき、編んではほどき。何も納得いくものが完成できないでいた時にふらっと立ち寄った手芸屋さんにあった本でした。

楽しそうな表紙を何気なく開くと、そこにはみたこともないような作品ばかりが載っていました。

作品が素敵なばかりではなく、撮影小物も素敵、編み手のうきうきとした心境が語られるキャプションも素敵。さらにはラッピングのアイディアまで盛り沢山。編み物の基本や初心者向けの本を探しに行ったはずだったのに、その本は一瞬で私の心を鷲掴みにしてしまったのです。

ぜーったい編めない、けれどもこの本が好き。

という理由で、隣にあった編み物の基礎と散々迷った挙句に購入しました。当時これを選んだ私、万歳。

いまだに引き返し編みも怪しいですが、このあこがれのアランセーターをパターン通りに編んでみたいです。きっとこの本を買った当時の私が、おばさんになっても諦めずにいたことに驚くでしょう。

そして願わくば私も。私の好きな場所やものを、こんなふうに表現していきたいなと思うのです。

 

あこがれのパターンをスクエアスリーブで編みやすくアレンジしたのがこちらです。楽天市場で購入できる柔らかなベビーアルパカの糸を使って編んでいます。