まっすぐ編むメリヤス編みのカーディガン(前身頃)

こんにちは。Knit&SNowのブログへようこそ。

今回は、まっすぐ編むメリヤス編みのカーディガン、前身頃です。

まっすぐ編むカーディガンの前身頃は、51目の指でかける作り目から始めます。身頃を綴じる時に使うために多めに残した糸端はしっかり結んで、編み始めます。

うっかり糸端を編んでしまってガッカリして戻るのは、私の編みはじめあるあるです。

これが、右前身頃の編み図です。

                      右前身頃

作り目を無事終えたら、2段目を編みます。2段目は裏面を見て編むので、編み図は左から右に読み、裏目と表目を反転して考えます。

この場合の2段目は、表、表、裏、裏、と編んでいきます。

この後、動画では作り目の数え間違えで1目多かったことが判明し、戻っています。

作り目で編み目を戻る場合、まだ編み地に伸縮性が十分ありません。ですので、編み針にかかっている目の下の目を拾っていくのがとてもやりづらい場合があります。針がうまく入らなかったり、引っ張りすぎて作り目部分まで落としてしまったりするのです。

こんな場合には、作り目からやり直した方がうまくできることもあるので、やりやすい方を選ぶのが良いと思います。

同じように、カーディガンの前立て(ボタンの合わせの部分)でも、模様を間違えないように注意します。前たての部分9目のところにマーカーを入れておくと、そこで一呼吸置いて、ここから模様か、とすぐに分かるので間違いが防げます。

13段目では、針の号数を変え、ボタン穴を開けます。ここが一番忙しいポイントです。

動画の途中、キャプションもなくひたすらに早送りをしているところがあります。これは、編み地がどんどん伸びていくところを撮影したかったのですが・・・編み地よりも忙しく動く手に目が入ってしまってあまり面白いものにはなりませんでした。

実際編んだら、編み地がどんどんと伸びていく楽しさにやみつきになると思いますよ。

編んだら、使っていない長めの付替輪針ケーブルか、棒針に移して休み目にしておきます。

付け替え輪針は、1セット持っているととても便利です。

同じように、左前見頃も編みます。

左前身頃は、ボタン穴なしで更にサクサクと進められます。

左前身頃の編み図です。

                         左前身頃

さあ、あなたも素敵な編み物時間を!